7/8の話題となります。
この日は映画を見に行く流れで、気になっていた改良工事で変化する駅を中心に見に
行きました。
まずは西武新宿から。
西武新宿のほうは既に2番ホームがホームドア取付、稼働済みです。
ちなみに2000系などで複数の連結面があったり、特急や拝島ライナーが発着するので、
通常より大開口部の仕様となっているものが設置されてます。
なお、2番ホームのホームドア運用開始の発表のプレスリリースでの今後の予定では1番
ホームが6月、3番ホームが7月使用開始ということになっていましたが、コロナの影響で
予定が遅れているようで、7/11終電後にホームドア取付工事のための列車が走り、取付は
したとのことなので、今後はは配線などの工事をして、稼働待ちという状況ですね。
と、なるとホームドアが設置されるとこういうアングルで撮れなくはなるので、いまのうちに
こういう後追いとかは撮っておきたいと思ったのはありますね。
[1]2403F+2001F 急行本川越
[2]38110F 各停田無
このあとは新宿駅へ。
現在の東口~西口の通路を流用しての東西自由通路の新設によって、改札を
介さずに抜けれるようになることから、中央東口からJR構内を通ってのの京王・小田急
両社のほうへの通り抜け扱いの乗換が廃止となります。
そちらに関係するものをいろいろと撮ってきました。
<1>京王・小田急券売機
中央東口に設置されている券売機で2社とも乗車券発売程度の最低限の機能のみと
いう機械になっています。
マゼンタ系の色が京王、青が小田急という会社の分け方で、上の両社の運賃表を写す
ために画像だと2台ずつとなっていますが、実際の券売機の台数は京王3台、小田急2台と
なっていますね。
<2>新宿駅改札内の案内
高野フルーツパーラーの売店が後ろに写っていることから、改札内ということがわかると
思います。
また新宿駅の構内でJR線とあるのは他社の掲示もあるからだというのはありますが、
今回の通り抜け措置が終了すると京王・小田急に乗るのに中央東口から入るという
こともなくなるので、この看板がなくなるというかもしれないと可能性も考えて撮影しときました。
<3a>乗換改札掲示 小田急線側
こちらの改札が中央東口から小田急線に乗り換えるときの改札となり、小田急側は地下
ホームに出ます。
京王線から出れないという文言があるのは中央西口やその横の乗換口、他の改札から
JR側に入った時に出れないという意味だと思います。
ちなみにこの脇にJR専用の中央西口改札が規模が小さいながらもあり、箱根そばなどの
ある小田急地下ホーム改札外エリアに出ます。
<4>中央西口・京王線乗換口
小田急改札脇から一旦、階段上り下りした先の改札がこちらですね。
京王側もJR中央東口からの通り抜けによる乗換と出場になりますね。
通り抜けが廃止されると京王線連絡口じゃないほうの京王百貨店方面へと出る中央西口
改札は廃止されるという流れになりますね。
ちなみに京王側は発車時刻案内がそんな大きくない画面ですが、ついています。
高尾山温泉についている発車案内もここのサイズと一緒だった記憶があります。
このあとは3月にホーム改良工事が完成して2面2線化し、6月にホームドアが稼働開始した
千駄ヶ谷駅のほうへと移動しました。
<1>千駄ヶ谷駅正面
千駄ヶ谷駅構内は東京オリンピック・パラリンピックに備え、混雑対策も兼ねた仕様と
しており、本改札のほかに臨時ICタッチ機が用意されてます。
西行ホーム(新宿方面)切り替えに先駆けて、改札周りは昨年の10/27より、駅前広場は
2020年2月に完成済みでした。
駅前広場自体は改良工事前からこれくらいの広さでしたが、駅名の掲示してある付近の
デザインとかのせいか、空間が広めに見える感はありますね。
<2>ホーム関係
ホームの切り替えは3/22より西行の新宿方面のホームは単独化されて、2面2線に変更と
なりました。
現行の渋谷駅山手線ホームのような構造といえばわかりすいかと思います。
島式ホーム時に西行の乗り場だった部分はホームドアより高い柵が設置されています。
ホームドア並の高さだと、乗り越えて線路内立入という可能性があるということから
対策としてということでしょうね。
なお、階段・エスカレーターの上は屋根が膜のようなもので覆われているため、通常よりも
太陽光が取り入れやすいというようになっているようです。
併せてブルーライト照明も導入しており、コロナウィルスの医療従事者への敬意をこめてと
いうライトアップ表示を日中もやってるというだけのような掲示も駅構内にあったので、
よく人身事故防止等のためにホーム端などにあるものとは用途が違うようですね。
千駄ヶ谷駅の構内を見た後はこの日の一番のメインとして考えていた飯田橋駅のほうへ。
ホーム切り替えは7/12なので、ぎりぎり間に合ったという感じですね。
飯田橋駅のカーブ半径がR300と危険度が高いというのもあって、飯田橋駅の市ヶ谷方に
あった元留置線の敷地を転用したうえで、そこのあたりにホームを新設して、できる限りの
長さを直線側に移設するという工事を行い、新たに西口駅舎の建て替えも行うというのが工事の
主な目的ではありますが、現在の勾配がきつく、駅設置の基準に引っかかることから、200m
新宿方へホーム移設する流れの作業の中で線路を降下させて、勾配緩和もしていくという
難工事となっているのはありますね。
ちなみに飯田橋駅は専門学校時代は使っていた時期があったので、個人的にも思い入れは
ある駅なのですが、西口通路があのスロープ状だった光景が当たり前すぎて改良工事の過程で
西口が仮設される流れで階段になるときに撮ってないのは悔やまれますね。
<1>現ホーム 東口階段付近
東口の階段・エスカレーターは新宿方は残すものの、東京方は閉鎖とのこと。
そのため、ホームからの飯田橋交差点方面への眺めは撮れなくなりそうですね。
ちなみに東京方のエスカレーターとかのほうはエレベーターのほうに改装工事が行われるとの
ことですねね。
<2>中盤 駅事務室 係員立哨スペース付近
掲示物だったりカーブの部分とホーム立哨の駅員のポジションとか。
やっぱり完成イメージを見ると官邸っぽさあるなぁ…w
あと、後追いで撮ってる画像を見てもらうとわかる通り、このホームのカーブのところの隙間は
かなり広いので、ここに慣れるとある程度のカーブ駅は大股で降りるようになりますね。
身近な例を挙げると萩山の3番ホームの中盤とかもそうですね。
なお、このあたりは新ホームが完全に直線部分になると、遺跡のほうに引っかかることや
駅設置の勾配基準の問題もあって、工事によってホームや線路を降下させて20‰以下として
いるので、駅事務室付近が一段高くなっています。
<3>西口通路付近
昔は現在の新設された駅舎付近からこちらに向かって比較的緩やかなスロープで結ばれて
いましたが、工事の過程で橋上駅舎化して仮駅舎を新設しました。
ちなみにR300という急カーブのイメージは入線してくる緩行線の車両の画像を見てもらえると
納得してもらえるかと思います。
なお、仮駅舎の仮設通路設置はかって走ってていた飯田町貨物の入換線跡を使った
スペースであらかじめ組んで、終電後にクレーンで設置したという話を聞いたことがあるので、
撤収に関してもおそらく、同様の手順で行われるのかと思います。
<4>西口改札外 仮駅舎と新駅舎
旧駅舎の撤去後に橋上駅舎に近い形での設置がされたのが仮駅舎で、西口新駅舎は
駅前広場を設置するために、建設にあたってはセットバックしていますね。
新駅舎に関しては店舗が5店舗でうち3店舗は1階に予定、新駅舎の供用開始日からの
開店する店舗はNewDaysのみとなりますが、1階の残り2店舗は8月以降予定、2階に
関しては後日のプレスリリースで別途発表があるということです。
<5>新ホーム
前述の説明で書いていますが、もともとは留置線があったところを改良したところに今回の
工事でホームを新設しました。
飯田橋新駅ホームの屋根を見てもらうとわかると思いますが、ホームから史跡の石垣への
眺望を確保するというために、外濠側の東行(千葉方面)と石垣側の西行(三鷹方面)で
屋根の角度が異なります。
また、ホームの柱も含め、全体的に落ち着いたダークグレー系の色を採用することで周囲の
景観への配慮がされているとのことですね。
ひと通りみたあとは新宿に戻ってバルト9で「のぼる小寺さん」を見てきました。
主演の工藤遥さん自体はもともとモーニング娘。の現場に行ってた時期が数年前まで
あるのですが、個人的なイメージとしてモーニング娘。時代より前のやんちゃっぽいという
性格のイメージがあったせいで、当時はいまいち苦手なタイプだったりしたのですが、
卒業して経験を積んだせいか、雰囲気は結構変わったなぁという感じでしたね。
彼女の経歴を見てアイドル映画なのでは?って見るという人もいるかもしれませんが、
個人的にはそうは見えなかったですね。
でも、ボルダリングのシーンを見ていて体幹がしっかりしているのはグループ在籍時の
ダンスなどが役立っているというのはあると思いますね。
映画全体で見るなら、どちらかというと日常の延長を描いているというのものという印象が
強い作品でしたね。
主人公の小寺さんの姿を見ていて、影響を受けた4人の中心人物がいろいろと目標を
見つけていくという青春映画という感じではありましたが、あまりコテコテの青春映画らしさは
なく、程よいレベルであったかなというイメージはありましたね。
そういや、監督が最初に流れるインタビューの中でTシャツにこだわりを…っていう話はして
いましたが、そこにこだわる意味があったのかというとちょっと疑問点も。
この辺の意見は個人差が出そうな気はしましたが。
ラストシーンはこのあとはっきりと告白して恋愛に発展するのかというのを見せないけど、
そういう可能性へ進むのもあるのかな?っていうくらいに見た人が「このあとこの二人はどう
なるのかな?」というのがあえてはっきりとさせないことで、青春映画としてのラストというのと、
さわやかさを出しているというのはありましたね。
このあとは立川へと戻り、夕飯を食べた後に帰宅しました。
気になっていた新宿駅の自由通路開設にともなう通り抜け、飯田橋駅の改良工事など回れて
よかったと思いましたね。