3/3の話題となります。
イオンモールむさし村山のほうに買い物に行った流れで「ライアー×ライアー」を
見てきました。
作品としては恋愛ものではあるけども、不思議な世界観があるという意味では
耶雲監督の長編映画の1作目でもあった「百瀬、こっちを向いて」に近いものを感じ
ましたね。
どっちの映画に共通しているのは圧倒的なヒロインの存在感と、前述の世界観とか
かなという印象でしたね。
前出の「百瀬~」でいうなら早見あかりの存在感の位置にいるのがこの映画でいうなら
森七菜ちゃんではあると思います。
キャスト的に見て、森七菜ちゃんの役がギャルメイクをしているみな、普段は義弟として
透(松村北斗)とは相性があまりよくない姉の2役ということで、使い分けというのを見て
いて面白かったし、どちらもかわいかったですね。
あらすじとしては渋谷でギャルメイクで撮影をしていた状態で、親の再婚の影響も
あって、義兄として同居している透(松村北斗)に遭遇してしまうが、そこで嘘をついて
しまったのがすべての始まり。
ここから透がギャルメイクをしているみなのほうに猛プッシュ。
湊としては早いところバラシて終われればよかったのだが…。っていうところと、中盤から
サークル活動での他校との交流から出逢った幼馴染と湊との繋がりというのも中途半端に
複雑化してるのが一筋縄ではいかないという感じがあって、この辺の繋がりと、みなのギャル
っぽさというところの差が中盤以降の見どころのひとつだった気もします。
湊とみなの同一人物のばれ方はあえてネタバレ回避で書かないけども、こっちルートだった
かというのはありましたね。
ラストシーンはエンドロールに流れてくるのでハッピーエンドっていうのがわかるけども、
結局そっちに持っていっちゃうのか…ってなるのもあるし、本編ラストからエンドロールの
ところまでがどのような流れになって繋がったのかというのとかは個人の想像力に任せる
ところなのかと思いましたね。
そして、ピュアさを出すという意味ではみなと透のベッドシーンっていうのがなかったのは評価
しています。
それはそれで透が女関係にだらしないというみなに出会うまでの状況というのをまた繰り返して
いく可能性があると思う風に見えちゃうというのはあると思いますしね。
全体的に見ていて飽きない映画ではありましたね。
でもこれだけはいえるのは「花束みたいな恋をした」と回すのであれば、こっちを先に見ないと
メンタル的にはしんどい気はしましたね。
なかなか映画2本回す人っていないとは思ったけども、両方の作品見ている感じでそういう
感覚はありましたね。